先日、のはなしではありますが。
県市議会第一区議長会研修会が開催され、
久々に草加市文化会館にお邪魔しました。
この文化会館は草加の松原遊歩道わきにあり、
いつもこの遊歩道のそばを通ると目を奪われます。
まだ歩いたことはないのですが…
さて、研修会は、
「日本人を幸せにする経済社会システムとは」
という演題で、森永卓郎先生にお話しいただきました。
テレビに出ているだけではなく、
獨協大学経済学部の教授でもある森永氏、
獨協大は草加にあるということで、
そういうご縁もあったようです。
世界の上位1%が50%の富を支配する、
というニュースがあった直後。
世界の格差社会はどこから始まったのか?
経済学の主流はどこから変わってしまったのか?
そして、日本が目指すべきところはどこなのか?
大まかにいうとこのような内容でした。
結局、中国のような労働賃金が低い国(といっても、中国も上がってますが)と
競合する商品では今後生きていけない、
中小企業を大事にし、CommodityではなくArtとなる商品開発を。
金融資本主義を改め、
経済面でも地元を大事にしないといけない。
さすが、テレビに出ているだけあって
お話はとても上手で引き込まれました。
たぶん、議員四年間で受けた研修の中で、
一番笑いが起こった研修会ではなかったかと思います。
普段森永氏の話はテレビで少しの時間だけ、
そして細切れに聞くだけですが、
こうして一時間じっくりお話を伺うと、
いろいろとわかる話、納得いく話も多く、
さすがだなあと思わせられるものでした。
では今後実際にどうしていくか、というところが
我々には問われています。